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治療

1.化学療法運営部会

 最近の医療においては、「病気を治す」ことはもちろんですが、その治療過程や結果におけるQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)の水準を高く保 つことが大切とされています。これは、がんの化学療法においても同様であり、その手段の一つとして「外来化学療法」があります。
 当院では2002年8月に外来で抗がん剤の点滴を受けていただく患者さんのための専用の部屋「外来化学療法室」を開設しました。
化学療法室

 

化学療法治療件数

 

1-1.外来化学療法室の概要

「外来化学療法」での治療を受けておられる時間を少しでも快適にお過ごしいただけるように設備の充実を図っています。

  • 病床数 : 10床(ベッド)
    ベッドには、液晶テレビ、テーブル等が備えられており、治療中のテレビ鑑賞、読書や飲食ができるようになっています。

  • 主な診療科 : 外科、消化器科、呼吸器科
    治療中の安全を考えて、2006年6月より原則として入院中の患者さんの化学療法点滴も外来化学療法室で実施しています。
  • 看護師 : 1~3名
    外来治療室には化学療法専任の看護師が常駐しています。また、がん化学療法看護認定看護師が、患者さんのおかれている状況や治療過程を理解して心身ともにサポートできるように看護を行っています。各科外来や各病棟と連絡をとり患者さんの看護を継続して行えるように努めています。

  • 薬剤師 : 1~2名
     

    化学療法室で実施される点滴は、薬剤師による監査を受けた後、薬剤部の製剤室にて専任の薬剤師により無菌的に調製されています。

1-2.外来化学療法室の実施状況

  • 化学療法実施件数(入院患者実施件数含む)
    12件~20件/日    200~299件/月
  • 主な疾患
    診療科 がんの種類
    内科 大腸がん、乳がん、肺がん、悪性リンパ腫
    外科 食道がん、胃がん、大腸がん、乳がん、膵臓がん、肺がん
    消化器科 食道がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん、肝臓がん
    呼吸器科 肺がん
    泌尿器科 膀胱がん
  • 運用について
    外来化学療法室での治療を安全に実施するために、当院ではマニュアルを作成して実施運営にあたっています。
    【マニュアルの主な内容】
    ・がん化学療法における基本事項
    ・プロトコルの登録
    ・薬剤・外来治療室の予約
    ・化学療法注射箋の運用
    ・外来治療室実利用
    ・外来治療室の感染対策
    ・血液検査の扱いについて
    ・がん化学療法フローチャート
    ・化学療法看護サマリー記載基準
    ・アバスチン点滴静注用
    ・アレルギー発生時対応マニュアル

1-3.外来化学療法ご利用の流れ

  1. 予約券を直接受診している外来窓口に出して下さい。
  2. 質問表の記入をお願いします。(身体の調子などを遠慮せずお書き下さい。)
  3. 体温・血圧を測ります。
    【血液検査のある方】 → 血液検査を2階採血室で行います。(受付で案内します。)
    【血液検査のない方】 → そのまま④へ
  4. 担当医が診察します。(血液検査された方は、結果がとどいてからの診察となります。)
  5. 診察の結果、化学療法を受けることが決定しましたら、「外来治療室」へお越し下さい。
    (初めての方は、受付より案内いたします。)
  6. 専任薬剤師により調製された点滴が到着後点滴開始となります。
  7. 終了後、会計窓口にお名前をおっしゃってください。
  8. 精算して、ご帰宅です。

1-4.外来化学療法に関するお問い合わせ

 私達は、皆様ができるだけ安心して治療が受けられるように対応いたしますので、気になることや不安なことは遠慮なく、医師・看護師にご相談下さい。
 また、外来治療室へのご質問等は外来師長または外来治療室(内線2255)へお気軽にどうぞ。

2.化学療法治療計画審査部会

 当院では、より安全で質の高いがん薬物療法を実施するために、治療毎に薬の種類や量、方法などを時系列で示した治療計画書(レジメン)の登録制をとっています。
 登録に際しては、その療法の有効性・安全性について記してある文献や各種ガイドラインを提出し、審査委員による審査を受けた後、登録となります。
 レジメン登録制は過剰投与や重複投与による医療事故を防止や院内での治療の標準化にも役立っています。

2-1.化学療法レジメンの審査

2-2.登録レジメン

こちらよりPDFをダウンロードしご覧ください。

3.放射線治療部会

 福島労災病院放射線科放射線治療室は、2010年5月に新たな放射線治療システムを導入しました。放射線治療はいまや手術、化学療法と並んで、がん治療の3本柱の一つです。これらを最善の形で組み合わせる(集学的治療)ことで、治療成績の向上が得られます。
 放射線治療は手術と同様、局所治療と言われ、病気の部位のみの治療となります。放射線治療は
  1)患部を切除しないため機能・形態の温存に優れている
  2)手術不可能な部位でも治療が可能
  3)手術に比べて体への負担が少なく高齢者・状態の悪い方にも適応となる
などの特徴があります。問題点としては
  1)がん細胞の種類により手術より効果が低い場合がある
  2)がん周辺部の正常臓器(組織)に放射線の障害(副作用)が起こる可能性があります。
 新放射線治療システムは最新のテクノロジーを装備しており、より高度な治療が行えるようになりました。それらを駆使することによって、放射線治療の需要に対応が可能となり、地域がん医療・地域支援に一層の貢献を致したいと考えております。

3-1.放射線治療実績

こちらよりPDFをダウンロードしご覧ください。

3-2.治療機・施設

ライナック装置(放射線治療装置)

 最新鋭のライナック装置では、画像誘導放射線治療(放射線治療する部位をX線で確認してから治療を開始)などの最新技術の導入により、病巣をより正確に狙う高精度の放射線治療が可能となり、治療効果の高く、副作用の少ない放射線治療の提供が可能となっております。

放射線治療計画用CT装置
 

 放射線治療計画用CT装置は放射線治療時のあらゆる体位・固定具使用時に対応すべく通常の診断CT装置と異なり大きな口径(CTの穴が大きい)になっております。その他ライナック装置と同じ寝台を使用し位置精度の高い計画および治療が可能です。

放射線治療計画装置

 放射線治療計画装置は放射線治療方法を模擬的に計画して評価するもので、放射線治療計画用CT装置と連動し、CT画像をもとに治療部位の設定、照射方向、 放射線量を設定することができます。また放射線のリスク臓器(脊髄など)と放射線照射部位の位置特定が容易に行え、精度の高い治療が可能です

放射線治療操作室

 高度で安全な放射線治療を提供するため、各種の機器が揃っております。患者さん安全管理のために室内を監視できるモニタを設置しております。高度で安全な放射線治療を提供するため、各種の機器が揃っております。患者さん安全管理のために室内を監視できるモニタを設置しております。

治療環境・待合室等

 当院の放射線治療部門は患者さんの治療環境を考慮し、床は木目調、壁は暖色系、治療中にはクラシック等のBGMを流しています。また待合室にはテレビを設置し、放射線治療説明ビデオを見ることができあらゆる面で患者さんへの配慮を考えております。また放射線治療を受ける患者さん用に現在パンフレット準備しております。

3-3.お問い合わせ

 地域医療連携室にお問い合わせください。 
  【地域医療連携室直通】 TEL:0120-002-181   FAX:0120-126-610
 なお、放射線科診察および治療計画策定日は、第1、3、5週は金曜日、 第2、4週は木曜日 午後 となっております。
 放射線治療は、当院から近くにお住まいの患者さんは通院治療が可能です。遠隔地にお住まいで通院治療が困難な患者さんまたは入院治療を御希望の患者さんには、病診連携室を窓口として個別に当院医師との連携にて対応いたします。もちろん、各施設に入院しながら当院に通院可能な患者さんにも対応いたします。

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臨時休診のお知らせ

4月19日(金)
外科 武藤淳先生
代診なし
整形外科 高瀬勝己先生
代診なし
泌尿器科 蓑田亮先生
代診なし

4月24日(木)、25日(金)
総合内科 渡辺毅先生
代診なし

4月26日(金)
腎臓内科 草野裕樹先生
代診なし

5月7日(火)
皮膚科 岩月啓氏先生
代診なし

5月10日(金)
整形外科 高瀬勝己先生
代診なし

5月24日(金)
皮膚科 石川先生
代診なし

6月7日(金)
リウマチ・膠原病内科 佐々島先生
代診なし

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