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初診:平日8時15分~11時 / 再診:平日(原則予約制)
休診日:土・日、祝日、年末年始
TEL 0246-26-1111
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院長挨拶

院長  齋藤 清 2026年を迎えました。今年も福島労災病院では、地域医療支援病院、二次救急告示病院として全職員がより良い医療を実践し、 地域の皆様に選んでいただけるよう取り組んでまいります。

新病院を現地で新築することが労働者健康安全機構本部で決定されてから2年になります。 いわき市にもご協力いただいて現地建て替えを決定したのですが、その後に医療を取り巻く状況が厳しさを増し、 新病院計画推進は一時停止しております。コロナ禍については、いわき市の皆様が協力して乗り越えることができたのですが、 コロナ後も物価上昇などのために病院経営は悪化しました。現在、当院を含め全国の労災病院が経営改善に取り組んでおりますので、 早期に新病院計画を再スタートできることを願っております。新病院では、受診される皆様に優しく、機能的で職員も働きやすく、 災害に強く、環境にも優しい病院を目指します。

開設から70年となった当院ですが、若手も育っています。医療職では、新人看護師や専門性を求める看護師への教育に努め、 薬剤部、検査部、放射線部、リハビリテーション部など各部門も人材育成に取り組んでいます。若い医師も増えてきました。 初期臨床研修医は4年間定員の2名を採用することができ、皆さん元気に力を発揮しています。2026年度から定員が増え、 3名の研修医を迎えますので活躍が楽しみです。各診療科も新しい医師が赴任され、徐々に世代交代も進みそうです。 医療技術の進歩はますます早くなっています。AIやロボットなどが一般的になってきた現在、若い力は病院が先進医療を実践するために 欠かせません。もちろん、我々ベテランもこれまでの経験を活かして、若手の活躍を支えて頑張ります。

今年も、「がん診療」は当院診療の柱です。消化器科、外科、呼吸器外科、血液内科、放射線治療科などでは、 長年に渡りがんの診断から手術、放射線治療、化学療法などの治療、さらに治療を受けながら仕事も続けるための治療就労両立支援に 取り組んできました。昨年、緩和ケア病棟は新病院ができるまで一時閉鎖しましたが、緩和ケアは引き続き実践しています。 また、心筋梗塞や脳卒中等の心血管疾患、整形外科疾患、各内科・外科の専門疾患、眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患など、 これまでと同様に日々取り組んでいます。地域の先生や在宅医療・介護に関わる皆様との連携が、当院診療を支えております。 皆様からのご紹介を、今年もよろしくお願いいたします。

救急医療について、いわき市では昨年度夜間休日の救急輪番体制が再整備されました。いわき市医療センター、かしま病院、 呉羽総合病院、常磐病院、当院、松村総合病院が順に二次救急を受入れることになって、当院への救急要請はかなり減っています。 当院では二次救急を担当する中核病院として体制整備をすすめてきましたので、昨年救急応需率は高くなりましたが、 要請が減ったために受入件数も減っています。今年は、救急要請を断らないことが、これまでにも増して重要な目標になります。 救急外来を含めた体制整備が進むように努力しますので、皆様のご協力をよろしくお願いします。

「地域の人々が集える場所として地域を支える病院」であることが当院の目標です。皆様に受診していただきやすい病院として、 新病院ができるまで現病院で職員と共に頑張りますので、今年もどうぞよろしくお願いします。


令和8年1月
福島労災病院
院長  齋藤 清

メディカルノート齋藤院長インタビュー