対象疾患
- 肺炎
- 肺癌
- 肺気腫
- 気管支喘息
- じん肺
特色
炭鉱があった頃はじん肺患者が主でしたが、閉山後はじん肺患者が減り、最近は肺癌患者が増えています。また高齢化により嚥下性肺炎の患者も増えており、肺癌も嚥下性肺炎も治りにくい病気で亡くなる患者も多い科です。
最近は中高年になってから発症する喘息が増えています。また中高年の女性に非定型抗酸菌症という病気も増えてきています。
現在死亡する癌患者で一番多いのは肺癌患者です。肺癌は症状が出にくく早期発見が大切です。年1回は健診を受けましょう。
他の医療機関との連携
浜通り地区には呼吸器内科の医者が少ないために、呼吸器内科の専門医がいる病院に患者が集中する傾向があります。北は相馬市、南は北茨城、西は田村郡の診療所や病院から患者が紹介されてきます。