2023年度 初期臨床研修医募集

募集定員 |
2名 |
応募資格 |
2023年3月大学卒業見込みの者 |
募集締切日 |
随時 |
提出書類 |
履歴書、健康診断書(大学発行のもので可)
※指定応募用紙の取り寄せは不要 |
試験内容 |
面接 |
試験実施日 |
日程調整の後、随時実施 |
受験時の宿舎施設紹介 |
有り ※ホテルを紹介(病院負担) |
応募先
所在地 |
〒973-8403 福島県いわき市内郷綴町沼尻3番地
独立行政法人 労働者健康安全機構 福島労災病院 |
担当部署 |
総務課長 武藤 または 給与係長 中村 |
TEL・FAX |
TEL:0246-26-1111(代表) FAX:0246-26-1322 |
E-mail |
joinus@fukushimah.johas.go.jp |
病院見学も随時実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
プログラム概要
福島労災病院 初期研修プログラムの特徴

当院は福島県の2次医療圏であるいわき市の地域がん診療連携拠点病院であるとともに、地域医療支援病院として、いわき地域医療の中核を担っています。
特にがん診療に力をいれており、診療体制の充実を図るため消化器科・外科を統合した消化器病センターを開設、また、いわき医療圏では初となる緩和ケア病棟を開設するとともに、平成28年には地域包括ケア病棟を開設するなど、予防から回復期・終末期医療までのチーム医療体制が確立されています。

医師としての人格を涵養し、プライマリ・ケアに対処しうる第一線の臨床あるいは高度の専門医のいずれを目指すにも必要不可欠な診療に関する基本的な知識、技能及び態度の修得を行うことを目的としています。
当院では地域医療支援病院として、病診連携を積極的に推進しているため、診療所などから多様な患者の紹介があります。特に患者数の多い内科、外科の研修に多くの時間を割き、プライマリ・ケアから高度医療まで学べるプログラムを組んでおります。
研修初年度は、内科は基本的に当院で研修を行い、救急医療、産婦人科や小児科などについては福島県立医科大学での研修をお願いすることにしております。
2年目は、消化器科、循環器科、外科、整形外科等から希望科を自由選択し、より専門的な研修を受けて頂きたいと思います。
研修スケジュール
一年次 |
28週 |
12週 |
12週 |
内科 |
外科 |
選択科 |
二年次 |
4週 |
4週 |
4週 |
4週 |
8週 |
24週 |
産婦人科 |
小児科 |
地域医療 |
精神科 |
救急部門 |
選択科 |
・
一般外来研修は、内科又は地域医療において並行研修とする。
・ 選択科は、内科、外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科、病理、耳鼻咽喉科・眼科・保健・医療行政から各4週づつ
選択し福島労災病院で研修する。ただし、保健・医療行政はいわき市保健所で研修する。
・ 到達目標に未到達がある場合は、到達目標達成に必要な診療科に充てることができる。
・ CPCは福島労災病院で行う。
協力病院・協力施設 |
福島県立医科大学付属病院
財団法人磐城済世会 舞子浜病院
いわき市保健所
おおくぼ胃と腸・内科クリニック
かとう内科クリニック
医療法人医和生会 山内クリニック
福島県立南会津病院
福島県立宮下病院
只見町国民健康保険朝日診療所 |
■2023年度初期臨床研修プログラムはこちら
■様式10(臨床研修病院年次報告書)
■様式10 別紙1(研修管理委員会名簿と開催回数)
■様式10 別紙2(患者数・研修医数)
■様式10 別紙3(プログラム概要)
■様式10 別紙4(指導医名簿)
■様式10別表
病院からのメッセージ

院長からのメッセージ(院長:齋藤 清)
研修先病院を検討中の皆様、福島労災病院には現在研修医は少ないですが、それだけに穴場ともいえる良い病院です。まず、当院はいわき地区(人口がとても多い)の二次救急と地域医療を担う中核病院です。長年にわたり地域連携に重点を置いた取り組みを続け、プライマリ・ケアを担当する地域の医療機関から信頼していただける関係ができています。したがって、紹介患者さんも多く、研修に求められる患者さんを数多く経験できます。次に、当院では外科系と内科系など診療科間の連携がよく、特にがん診療においては、初診から診断、内視鏡手術・外科手術や放射線・化学療法などの治療、労災病院ですので仕事をしながらの加療、さらに緩和医療まで、実際に患者さんに寄り添った医療を実践することができます。 また、当院の指導医は熱心に若手を教育してくれますし、看護師さんや医療スタッフの皆さんはとても協力的で、研修医にとっても仕事がしやすい環境と言えるでしょう。福島県立医科大学との関係も良いので、研修修了後には専攻医としてさらに経験を積んでいただくこともできます。最後に、今は古い病院ですが、新病院建築移転の計画がありますので、皆様が研修するころには、新しい病院になっているかも?是非一度病院見学にきて、皆様の目で確かめてください。お待ちしています。
先輩研修医からのメッセージ (平成28年度修了)
私が福島労災病院で初期研修を行う目的の一つは、地方都市の地域医療を実感することです。急速な高齢化社会とその先にあるのは、団塊の世代650万人の急速な退場です。2030年~2040年には年間死亡者が160万人超になると言われています。医学がいかに進歩しようともこの流れを変えるのは不可能でしょう。初期研修医時代に劇的に変化しつつある地域医療を肌で感じておくことは、将来、最先端医療等いずれの分野に進むにしてもとても意義あることだと思います。
人口約35万人を抱える東北地方第2の都市であるいわき市は、日本の近未来を示唆する都市でしょう。いわき市の地域医療を支える福島労災病院は、地域医療支援病院として、激変する社会の只中でこれからの医療、医学を考えさせてくれる、医師として第一歩を踏み出すにふさわしい病院であると思います。
学会の認定等
- 1.学会認定施設
- • 日本内科学会認定医制度教育関連病院
- • 日本糖尿病学会認定教育施設Ⅱ
- • 日本消化器病学会認定医制度認定施設
- • 日本消化器内視鏡学会指導施設
- • 日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
- • 日本リウマチ学会教育施設
- • 日本肝臓学会認定施設
- • 日本整形外科学会専門医制度研修施設
- • 日本眼科学会専門医制度研修施設
- • 日本超音波医学会認定超音波専門医制度研修施設
- • 日本消化器外科学会専門医修練施設病院
- • 日本外科学会外科専門医制度修練施設病院
- • 日本乳癌学会認定医・専門医制度関連施設
- • 日本がん治療認定医機構認定研修施設
- • 内分泌・甲状腺外科専門医制度関連施設
- • 日本静脈経腸栄養学会NST稼働施設
- • 日本静脈経腸栄養学会NST専門療法士取得に関わる実地修練施設
- • 呼吸器外科専門医合同委員会認定修練施設
- • 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医教育施設
- • 日本輸血・細胞治療学会I&A認証施設
- 2.その他
- • 地域医療支援病院
- • 地域がん診療連携拠点病院
- • 臨床研修指定病院
- • エイズ拠点病院
- • 病院機能評価認定 (Ver6.0)
- • 救急告示病院
- • 福島県肝疾患専門医療機関
- • 岩手県肝炎治療指定医療機関
- • 東京都肝臓専門医療機関
- • 指定小児慢性特定疾病医療機関
- • 医療被ばく低滅施設認定
快適な生活環境

● アクセス
いわき市は、東北の最南端に位置し、総面積約1,230k㎡という広大な面積を持っています。人口は東北第 2の約35万人、平成11年に中核市となっています。
首都圏から200㎞の近距離に位置し、常磐自動車道で2時間半、電車ならJR常磐線の特急ひたち号で2時間あまり。仙台へも常磐自動車道で2時間半と、アクセスは良好です。 |
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● 気候
太平洋沿岸に位置するいわき市は、1年を通して寒暖の差が少ないことで知られています。「サンシャインいわき」と呼ばれるほど日照時間も長く、非常に暮らしやすい気候を持った街です。また東北地方にありながら、特に降雪量が少ないのが特徴です。 |
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● 観光
いわき市は、阿武隈山系の山々、それを源流とする夏井川、鮫川などの渓谷、約60㎞におよぶ海岸線など、山・川・海が織りなす豊かな自然が魅力です。また国宝・白水阿弥陀堂や、塩屋崎灯台、マリンタワー、アクアマリンふくしま(水族館)、湯本温泉郷など数々の名所が点在し、年間を通して多くの観光客が訪れます。
美味しいものも数多く、海の幸、山の幸に恵まれた豊かな食材が魅力です。 |
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● レジャー
夏は、市内のキャンプ場や太平洋に面した海岸沿いで海水浴が楽しめます。
冬は、車で1時間半ほどの猪苗代・裏磐梯の大規模なゲレンデで、スキーやスノーボードが楽しめます。
また、1年中常夏のスパリゾートハワイアンズは当院から車で15分の位置にあり、1年を通じて楽しむことができます。 |

病院から徒歩5分圏内にコンビニ、本屋、ホームセンター、お寿司屋、居酒屋などがあります。
いわき駅前の歓楽街も病院から近く(車で10分圏内)、仕事の疲れやストレスを思う存分発散できます。
病院敷地内(徒歩1~2分圏内)に職員宿舎を用意しており、通勤も苦になりません。
2023年度 初期臨床研修医募集要項
1 目的 |
医師としての人格を涵養し、プライマリーケアに対処しうる第一線の臨床あるいは高度の専門医のいずれを目指すにも必要不可欠な診療に関する基本的な知識、技能及び態度の修得を行うことを目的としています。 |
2 特徴 |
当院では地域医療支援病院として、病診連携を積極的に推進しているため、診療所などから多様な患者の紹介があります。特に患者数の多い内科、外科の研修に多くの時間を割き、プライマリーケアから高度医療まで学べるプログラムを組んでおります。
研修初年度は、内科と外科は基本的に当院で研修を行い、救急医療、産婦人科や小児科などについては福島県立医科大学での研修をお願いすることにしております。2年目は、消化器科、循環器科、外科、整形外科から希望科を自由選択し、より専門的な研修を受けて頂きたいと思います。 |
3 特に学んで欲しい点 |
地域がん診療連携拠点病院として、がんの診断や治療は基より、緩和医療や在宅医療も積極的に取り組んでおります。また心のケアを主体とした勤労者医療を 心療内科が中心となり展開しております。労働災害対策として産業医活動を推進しており、企業の職場巡視や東京電力福島原子力発電所と連携した放射線汚染を 想定した救急医療訓練なども行っております。
当院ではチーム医療を特に重視しております。コメディカルスタッフの仕事を理解し、各部門との連携の大切さも学んで頂きたいと思います。 |
4 初期研修終了後の
進路について |
進路については、研修医の希望に添って柔軟に対応します。大学への進路を希望する場合は、病院長以下、十分にサポートします。
当院での後期研修を希望する場合、消化器科、循環器科、外科、整形外科の単独コースの他、 内科系コース、外科系コース、総合消化器系コース(消化器 科、外科合同)のプログラムがあります。各種学会の指導・認定施設となっており、認定医や専門医の取得を目指すことができます。 |
5 研修医当直 |
回数 : 月平均3回
当直手当 : 有り
当直時の勤務体制:当直医1名 研修医1名 |
6 教育体制 |
臨床研修研究会年4回実施予定
図書室:有り(医学専門誌多数)
インターネット利用環境:院内LAN完備
研修医専用机や控室:完備
学会・研修会への参加費用支給:有り(年額156,000円) |
7 処遇 |
- 給与:
1年次 月額500,000円(他諸手当あり)
2年次 月額520,000円(他諸手当あり)
- 宿舎:有り
単身用(1K/家賃月額6,900円/インターネット光回線付)
世帯用(2DK、2LDK、3LDK、4LDK/家賃月額11,592円~29,465円)
- 社会保険:有り
(健康保険、厚生年金、企業年金、労災保険、雇用保険)
- 医師賠償保険 : 有り(個人加入は任意)
- 有給休暇 : 採用6ヶ月経過後10日付与
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8 病院見学 |
実施時期:随時 |
9 応募・選考方法 |
応募期限:随時募集中 応募資格:令和4年度医師国家試験受験予定者
試験日:随時実施
提出書類:履歴書、健康診断書(大学発行のもので可)
指定応募用紙の取り寄せ:不要
試験内容:筆記試験なし 面接試験あり |
10 問い合わせ先
応募書類提出先 |
〒973-8403 福島県いわき市内郷綴町沼尻3番地
福島労災病院総務課内 臨床研修医募集係/担当 中村
TEL:0246-26-1111
FAX:0246-26-1322
E-mail:joinus@fukushimah.johas.go.jp |
福島労災病院 後期臨床研修医募集要項
福島労災病院では初期臨床研修(2年間)を修了した医師を対象に、各専門領域における「後期臨床研修医」を下記の要領で募集いたします。
1 目的 |
初期臨床研修を修了した修練医を対象に、各専門領域における修練を行い、学会認定専門医、認定医を取得することを目的とする。 |
2 特徴 |
きわめて多数、多彩な症例、豊富な指導陣営、充実した診療設備・研修環境 |
3 研修期間 |
卒後3年~5年(初期研修期間を含まない)。原則として各専門領域の学会認定・専門医取得に定められた期間とする。 |
4 募集定員 |
各診療科若干名 |
5 応募資格 |
2年間の初期臨床研修修了者および修了見込みの者 |
6 応募方法 |
下記あて先へ募集要項を請求のうえ、必要書類を郵送する。随時募集中 |
7 選考方法 |
各診療科ごとに書類審査及び面接試験の結果を総合して採用内定者を決定。 |
8 病院見学 |
随時受付中 |
9 処遇 |
- 宿舎:病院敷地内に完備
- 社会保険:有り
- 勤務時間:平日 8:15~17:00、土・日・祝日休み、当直勤務あり
- 給与:
3年次 656,124円/月 (諸手当含まず)
4年次 669,504円/月 (諸手当含まず)
5年次 692,946円/月 (諸手当含まず)
- ※上記給与額は目安となります。
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10 問い合わせ先
応募書類提出先 |
〒973-8403 福島県いわき市内郷綴町沼尻3番地
福島労災病院総務課内 臨床研修医募集係/担当 中村
TEL:0246-26-1111
FAX:0246-26-1322
E-mail:joinus@fukushimah.johas.go.jp |